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太陽エネルギーデザイン研究会設立趣意書

趣旨・目的

太陽エネルギーデザイン研究会(SDC)は、さまざまな形で太陽からもたらされる恩恵を、エネルギーの形で享受し活用することで、持続可能な社会の構築に貢献することを目的に設立された研究会です。

パリ協定やカーボンニュートラル化についての世界的な取り決めにより、再生可能エネルギーはかつてないほど注目されています。政府の補助金や地方自治体の義務化等の推進策により、太陽エネルギー活用設備の設置は、住宅から一般建築物にいたるまで広く普及しつつありますが、その一方で、景観上の観点や建築のデザイン上の観点から、設置が敬遠されることもあります。

建物に設置される太陽光発電パネルや太陽熱集熱装置等の普及を図るには、「機能」だけでなく「デザイン」等の視点からも検討を行う必要があります。そのためには、様々な分野の企業が分野横断的な情報交換や人的交流を行うことが必要で、それが可能となるような新たな協調・連携体制を構築することが求められています。

太陽エネルギーデザイン研究会(SDC)は、太陽エネルギーを活用する技術を推進するため、最新技術の情報収集や情報交換の場を提供するとともに、多様な分野の企業・人材の幅広い結集を促し、その連携を図るネットワークの構築を目指しています。

主たる活動

 SDCは、建物に設置される太陽エネルギー関連設備と建築デザインの融合を図る上で、そこに関わる全ての業種へ、分野横断的に情報や

 人的交流が行えるよう、協調・連携の場を提供する。

(1)関連最新情報の収集と共有

   外部講師による講演会及び、会員相互の発表会・情報交換の場を設けることを通じて、最新関連技術情報の収集と共有を行う。

(2)プロジェクト研究会(見学会)の開催

   国内の最新プロジェクト、注目プロジェクトの最新実例に触れ見学会を開催し、関係者から直接話を聞く機会を設ける。

​(3)国内外の最新事例の情報収集と発信

   国内外の最新事例、特に会員企業の注目事例の情報を収集し発信することで、会員が有する技術のなどの社会への還元を図るとともに、

   太陽エネルギー活用の推進に貢献する。

   

​(4)会員間での交流を推進する場の提供​

   書籍等出版物の発刊、技術報告、研究報告書の発刊

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