太陽エネルギーデザイン研究会設立趣意書

<はじめに>-社会的背景-

 

低炭素社会を国家的に地球的に目指す今日、環境にやさしい太陽光及び太陽熱等の自然エネルギーはかつてないほど注目されています。とりわけ太陽光発電は太陽電池の性能向上と政府の支援策により、住宅から一般建築まで幅広く普及しつつあります。しかしその一方で太陽電池パネルや太陽熱温水器の建物への安易な設置が漏水事故の発生を招いたり、景観形成上新たな課題も生み出しています。その理由は、建築デザインや現場施工の視点からの議論が不十分なまま開発・製品化がなされ、市場に流通してきた結果と考えます。

 

<問題意識>-業界の連携の必要性-

太陽エネルギーを美しい形で建築・都市に表現するためには「機能」と「デザイン」の「融合」が不可欠です。その検討にあたっては建築業界の中だけの議論で結論が見出せるものではなく、幅広い産業界さらには「学」「官」との連携が必要となります。従って、そのための分野横断的な人的及び技術情報の交流の場を設けることが有効であると考えます。

 

<目標の設定>-根底に社会貢献-

 

再び冒頭の国家的かつ地球的観点に立ち、私たちは平和と安全で継続可能な美しい生活環境を将来の世代に残すという理念を掲げて、新たな自然エネルギー時代にふさわしい幅広い分野から英知を結集した「太陽エネルギーデザイン研究会」を設立いたします。研究会活動を通して新たな技術開発を促し、我が国の社会経済の発展に寄与するとともに、研究会の成果を太陽エネルギー先進国として広く海外にも発信し、社会貢献活動としても展開していきたいと考えます。

 

 

1.主たる活動イメージ

(1)外部講師の講演及び会員相互の発表会形式による最新の技術情報の収集、習得。

(2)独立したワーキンググループによる技術開発の誘導・マネジメントによる実証研究及びその成果の公表。

(3)国内外の関係組織・団体との交流、情報発信。

 

2.会員

業界・業種を問わず賛同企業、個人を広く募集。

3.運営

(1)当面任意団体として会員相互の協力で運営。

(2)研究会入会金及び行事参加費による収入で研究会を運営。

 

(3)役員会を設置して円滑な運営を推進。